松本幸夫「裏」の話

ネットなき時代のメリット

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初めて自分の考えをまとめてみたのは、20才になるかならないかの頃でした。
今ならSNSで発信すれば楽で早いのです。が40年以上も前の話しですから、そもそもSNSどころか、インターネットそのものがないのですから。

ですから、ないのですからその時のできることに手をつけていくしかありません。

 

詩や絵や、文章を人目にふれるようにするのは、たとえば詩集を作って街中で配るのはやり方としてありました。

近所で見かけた町の印刷屋さんに頼み小冊子の形に文章を印刷してもらいました、内定していた就職を蹴りパフォーマーに道に生きることにした若き日の3代目JSoulBrothersの岩田剛典さんは、その時「大丈夫?」「馬鹿じゃないの」と周囲から言われたと言います。

 

私は高いお金をかけて、小冊子を印刷した時に言われました。「ばかじゃないの」と、たくさんの人に。

小冊子のタイトルも変わっていて 求道的人生 日々前進 インドでの日記 といったものでそれは今その時の私がいたら「ばかじゃないの」と言ったでしょう。

ですが、それらは私のベースにある考え方であり、それが著書400冊ともなれば、バカじゃないのとはいえなくなるでしょう。

 

本来、多くの人は自分の理解できないことをしている人をなかなか認めない傾向はあります。
仮に出版の企画を出しても理解できないと自分の尺度で判断します。

私は、50代からの話し方という中身を、脳の鍛え方をからめた内容で企画したことがあります。

 

「年齢を切ってしまうのは読者を限定するから良くない」という編集の方々。
今、そんなタイトルの本はたくさん出ています。

もしも十年前のあなた方にそこまでの判断力があったらなと思うのです。
これに限らず、もう何十というベストセラーの企画が、個人の編集の判断で日の目をみなかったのでした。

 

いっそのこと、自分で出版社を作って自分で企画した本を作るかなと真面目に考えた時もあります。
これで実績がなければ、年寄のたわごとですが、10数万部のベストセラーを4冊、5万部超は2ケタ。

しかも、ガチンコ勝負の実績をだしている人間がいうのですから、もっと利用すればいいのになと思うのです。
これ以上は愚痴であり私憤になりかねないので、ここまでにしますが、ベストセラーの半分は、手書きの原稿でしたから、この業界は長いですね。

 

10万部を超すベストセラ―作家の企画を、ベストセラーをだしたことのない編集が売れないと判断するのは、おかしい。

しかし、そうなった一因は、悪い意味のサラリーマン編集が増えたからです。
本気でしなくても、給料日には振り込みがあります。

 

企業精神が旺盛で、自分の力を試したいという編集は8割がた独立していますし、もっとチャレンジする編集者になっています。

やっぱり愚痴になりますね。君たちが生まれる前から作家のフリーランスでメシを食っているんだという気概はいつでもあります

 

さて、ネットなき時代は、今と比べたら不便かもしれません。
ただ、その分、自分でどうしたらいいのか考えて、工夫したり行動する力が養えた気がします。

今ならスマホで瞬時に手に入る情報も、実際に現地に行った人に聞くですとか、目で見て判断するとか、バックパッカーを二年近くしていたので、ネットのない時代には冒険心は満たされたものでした。

 

ネットに限らず、ないことのメリットにも目をむけてみたいものです。



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