松本幸夫「裏」の話

長く続けることの価値

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業界に入って、長年経ちました。
26歳の終わりくらいから本を出し、研修講師を始めました。

途中数年日本にいなかった時期はあり、その時には研修はブランクでしたが、執筆は仕事をこなして日本に原稿を送っていました。

手書きの原稿用紙でしたし、そもそもネットも電子メールもない時代です。

 

それから今に至るまで、作家と研修講師は続けてきました。
自分の名前を出して、文章を書き、自分の名前で研修をする。

1・2年ではまだしも20年、30年以上も継続していると、そこに価値が、出てきます。

 

もしも、辞めてしまったり、違うジャンルに転身していたなら、できなかったことができるようになってきます。

たとえば、研修ですと同じテーマで同じ質問をしたとします。
継続していると、20年前はこんな答えが多かった、しかし今は全く違う答えが増えた、というような比較ができます。

 

ではなぜそうなったのか?などと思索を深めることができます。
最近の例ですが、テーマは交渉でした、交渉をするときにどのようなものが、力になるでしょうか?と言う質問をしました。

たとえば、専門知識ですとか、一般にはお金を払う方が力があるとか。これは過去と同じです。

 

ただ20年前には出なかった答えも多くありました。
人材のネットワークですとか、話し方・表現力ですとか、このあたりは全く過去にはなかったものです。

このような、意識と状況が変わってきていることなどは、継続してしていないと分からない変化です。

 

ただし、その変化を比較して見抜こうという意識を持って続けるのは大前提ですけれども。

ただ同じことを考えもなく続けるだけでは不十分なのです。

 

出版も、なかなか30年以上前と今との違い、変遷などを俯瞰して話せる人は少なくて、編集の方も話として聞いているとか、先輩の時代はという感じで実体験がないのです。

ずっと続けていますと、成功体験も失敗体験も積まれていきます。
そして、その原因がわかる場合もあれば、どうかなと分からない場合もあります。

 

ベストセラーなどは、売れる原因が正しいかどうかはハッキリわからないことは多いものです。

まだ手書きしていた時代のベストセラーにM書房の本があり、勝因はタイトルに「すごい法」と入っていて、この「すごい」がよかったのではないかと思われました。

 

でも、すごいだけではベストセラーにはなりませんが、一因だったことはあるようでした。

また、マーケティングが重要なのは確かですが、私のベストセラーでは特別にマーケティングしない方が売れることも多く、またアマゾンの存在していない時期も長く、アマゾンで1位を取ることに投資するより先に、すべきことはある気がします。

 

継続することは、メンタルの強さが大事と言う意味もあります。
なかなか続かずにあきらめるケースは多いですから。

今は、ようやく私のずっと昔に書きたかったことが受け入れる土壌ができてきました。

状況別、場面別のプレゼンの本などは企画の段階で、まだプレゼンテーションとは何かが浸透していないので、等と言われて当時は日の目はみませんでした。

 

ところが、今は、文系・理系・対上司・対部下あらゆる状況に特化してそれだけがテーマでも受け入れられます。

また、私は人物を取り上げてその人物はどのような志を持ってどんな信念で生き抜いたかというような書き方の文は得意です。

 

評伝、ノンフィクションではないもので、広義のビジネス、自己啓発のジャンルです。
基本この書き方は、誰が対象で会っても書けます。

そのあたりの私の本を1冊も読まない方が「本人と会ったのですか?」などと言うのを聞くと、それは勉強不足で仮に戦国武将に学ぶなど書けないでしょう。

 

本人に会わなくても書けます。
また下手の事務所の許可を等と言われ自由に書けなくなることもあります。

上野に鑑真の木彫りの像が展示された時期に、鑑真を書きたいなと思いました。

 

「今は一人の人物では売れないんですよ。キムタクとか抱き合わせればいいかもです」などという編集がいました。

一人の人物で私は何度もベストセラーを出していますし、当時は最低でも10万部越えでないといまのような1,2万部では呼ばない時代です。

 

何が言いたいのかと申しますと、実績もなく、勉強不足の人は多いなあということです。

編集の勉強会を考えて実践したこともありますが、今はそれでは遅すぎますが、これはまたの機会に。

 

今回は、とにかくあなたのジャンルで成長を意識して、長く続けることのススメです。

今はもしかしたら自覚できないかもしれませんが、数十年単位で継続したらそこには全く考えも及ばない世界が開けます。



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