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【2019年6月15日配信】真剣勝負で書く

更新日:

ここで言う真剣勝負は、
書き直しや校正、
文の入れ替えなどをせずに、
一回書いたなら
そのまま文を完成したものとする、
という意味です。

もとは、真剣で斬り合いをしたら
もし斬られたら
やり直しがききません。

ですので、そのくらい、
書き直ししないと
覚悟をもっていきたいのです。

たまたま私は、
初めて出版した時代から30年近く、
原稿は手書きでした。

8年目の出した本が
20万部を超すような
ベストセラーになり、
その本は頭から原稿用紙に書いていて
しかも、一回限りの
文字通り書き直しも、
入れ替えもせずに、
一冊終えました。

今考えますと、
なかなか信じがたいのですが、
当時はその書き方でやっていました。

ですので、
先に目次を作ってから書き出すような
今の編集の進め方は、
慣れるまで大変でした。

それまでは、頭から本一冊分を
ほぼ一気に書いていました。

ピーク時には、
いわゆる自動書記状態といいますか、
考えたあとに書くというよりも、
手が勝手に書いていく
という感覚でした。

今は手書きではなく
打ち込んでいますが、
まあ今はそれを書く
というのでしょうが。

私の例では、
もともとが手書きでいたので、
イチイチ書き直すよりも、
一気にそれが本番で、スタート時から
一切書き直さないのが習性となり、
真剣勝負が当たり前に
なってしまいました。

いつでも入れ替え
修正もすぐできるような環境でしたら
こういう書き方はできなかったと
今は思います。

文章には、
共感させる文章には
勢いというのがあります。

読者をぐいぐい文章に引き込む力は、
それが真剣勝負で書きなおさない
という覚悟で書いたときに養われます、
もちろん、
手書きの必要はありません。

アナログもデジタルも
あなたが書く手段にすぎません。

ただ、手書きの時代の弊害は、
データが残っていないものが大半
ということです。

ですので、
それを再び本にしようと言うときに、
編集が嫌がることはあります。

また、すでに
紙の本で出版していたとしても、
リニュ―アルして出したい場合、
今はデジタルデータが無くても
紙の本さえあれば
手間さえかければ出せます。

それを面倒くさがる編集が
たまにいますが、
本当に私の過去の本に価値がある
と判断したらそれはプロ失格でしょう。

面倒だからというのでは。

もともと一部の関係者は、
しょせん悪い意味のサラリーマンですから
冒険しにくいものです。

また。チャレンジ精神が豊かで
私と気の合う編集者は
大半が独立していますから、
アイディアを実行にうつしやすいのです。

自分の書いた本は創作物であり、
すでに本になったときには作品です。

それが過去に売れたからといって
安易にリニュ―アルして出したい
という編集者がいます。

もちろん、
全部がそうではないですが。

またそれが売れることもあるのが
商業出版の面白いところですが。

ですが、編集者でしたら
自分の頭で企画をひねり出し、
いつでも新しい創作をしなくては
業界も沈滞、
読者も離れていくものです。

原点は真剣勝負にあります。

いつでもすぐに
やりなおしのきく環境にせずに、
一回限りというのは
著者が覚悟して書くこと。

あなたの覚悟が
心に刺さる文章の土台です。

ちなみに今は、
手書きを何年もしなくなり、
考えるより先に手が動くことは
なくなりましたが
GWあたりに、
緊急で出版する必要があり、
その時にその自動書記状態が
デジタルでもありました。

要は覚悟であり、
慣れです。



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