松本幸夫「裏」の話

さあどうする?

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始めてのケースで。フロンティア精神を発揮しないとならない状態にあります。
もともとここ何十年か、研修講師と作家の二つの仕事をしてきています。

だいたい不思議なもので、研修が少なくなると本の印税でカバーして、逆に本を書く時間がとれないと研修を行い、ナントカ調整できてきています。

 

ところが、全く以前には考えていない理由で、企画が通らないケースがでてきました。
それも、決して無視のできない比率なのです。

作家になる以前あるいはなりたてですと、まだ売れた実績がないので売り込みは苦労が大きかった。

 

「今までどんな本を出していますか?」
実績がないのですから、初めてとはいえませんし仮に少なくても、当時のベストセラーの基準の10万部越えがあれば売りやすいでしょう。

今は2万部越えでもベストセラーなのですが、その基準なら数十回、10万部越えも4回はあるので、実績では国内で十指には入るものです。

 

今は実績がない人をいきなり企画を通すのはまれです。
ただし、自分でお金を出すのでというビジネスが、本の乱造をゆるしました。
そのため、一過性で内容の浅い本が目立ちます。

これでは、お金を出して魅力ある本を買おうとはなかなか思いませんね。
しかも、フリーランスなら冒険できても、サラリーマン編集者には権限もなく冒険できにくいのです。

 

しかも、そのために類書の売れ行きが良ければ出そうというような、バカげた習慣に染まっています。
まあ、全部でないのは救いですが。

さらに、編集者が私を知らない例も出ています(笑)
ビジネス書のジャンルで私を知らないのはもぐりとまではいきませんが。著書が紙だけで220冊を超えて、海外、電子を入れたら400冊超。

 

まず珍しいですし、しかも私はゴーストに書かせることなどなく、テーマや専門分野を違えて自分で書いています。

なぜこんなことをあえていうのかと言えば、ニセモノ作家がいて迷惑しているからです。
実績がありすぎて企画が通らない中に、ゴーストを使って大量に本を出し、多作のわたしのような作家のイメージをおとしめている作家もどきがいるのです。

 

確かに、自分で文章を賭けない作家もどきがいると、私もその仲間と思われて「あの先生は出し過ぎているから」と断られることが現実にあるわけです。

なので、今はあえてお会いして私はホンモノですと示すことにしています。
企画だけ出しても、私の人となりを知ってもらわなければなりません。

 

さてどうしよう?と久しぶりに悩んでいます。
その作家もどきも含めて、あまりにもビジネス至上主義になりすぎたのが、今の出版業界であり、それを改善していくのが、今の時代の作家としての使命なのかなと思っています。

10年以上前に、編集者のレベルを上げないと業界が大変なことになると、勉強会を行ったのですが、もうすでに大変なことになっています。

 

前例がないから面白そうと考えて出版していこうという気概ある方は、ほとんど独立していますので、私のすべきことは、そういうフリーランスの出版人とコンタクトをとること。
偽物を許さない事。

ただしこれがすでにビジネスとなっていますから、そこに頼っている編集者には必要悪でもあるし、ここは良い手を模索中です。

 

研修は、指導・育成に比率を切り換えましたら、すべきことがたくさん出てきて、忙しくなりつつあります。
なので、作家として新しい事態にどのように対処していくのを探っているところです。

今回は作家の仕事の近況報告でした。



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