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【2018年12月1日配信】ころんでもただでは起きない

更新日:

もう10年以上前のことです。

知人の社長さんの息子と一緒に、
繁華街を歩いていました。

そこで「ぼったくり」に遭い、
散々な目にあいました。

社長さんからは、
松本先生がついていて、
何なんですか!と叱られ、
信用回復に一苦労しました。

ただ、私はそこからでも、
話法の参考になると思い、
相手を信用させるためには
どのように話せばよいのかの
ヒントにしました。

私たちが
無条件に信用してしまったのには
理由がありました。

それは、ダマしに来た男が、
このように話しかけてきたからです。

「この辺はぼったくりが多いんですよ」
と。

自分がそうなのに、
このように言うことで
自分は違いますけれども、
というイメージを
相手に抱かせるのでした。

この話法、私は
「自分だけは別話法」
と名付けました。

ぼったくりが多いから
気を付けた方が良い
という当人がぼったくりなのは
冷静に考えれば、
お笑いでしょうが、
ダマす定石はあるのでした。

そのあとは、マンが的な展開で、
真っ暗な二重扉の店内に入り、
屈強な男たちに囲まれ、
連ばバラバラの席に着かされて、
1センチほどの読めないような
文字で書かれた高額メニューの料金を
払わされる羽目に陥りました。

その後にも。
金の鉱山を発見したということで
集客しようとしていた人間を
取材した時に、夢のお告げとか、

「ここだけの話にしたのは
公にすると大手が乗り出してきて
潰されてしまう」

ということでダマす手口が
あるのを知りました。

そして、

「金鉱を発見して
ここだけの話というのは
詐欺と思う人もいるでしょうね」

と、そこでも
自分だけは別話法が
使われていたのです。

人間ですから、
ダマされてしまうことは
あるものです。

しかし、
そこからでもただでは起きない。

何かの教訓をつかみ取るのは、
物書きの習性かなと考えています。

言い方を換えますと、
個人の話を一般化・汎用化できれば
それで立派に、
作家のはしくれにはなれます、

専門を持ち、
そこにどうやって応用できるかを
書くのです。

「この辺はぼったくりが多い」

「詐欺と思う人もいるでしょうね」

というのは、
聞き流してしまえばそれまでです。

しかし共通点は
「だましの話法」
になっているということです。

自分だけは別話法というよりは
わかりやすいかもしれません。

何があっても
ただでは起きない精神があれば。

書く材料になるのです。

私が、小説家でしたら、
ここにあげた実例・体験談は
そのまま小説ネタにもなりますね。

その気さえあれば、
書く材料は無限にあると
知りましょう。



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