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【2018年9月15日配信】親しい人への私信のつもりで書く

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読みやすく、心に響く書き方にする秘訣は何でしょうか?

これはその逆で、心に響くことのない、改善すべき書き方を考えるとよくわかります。つまり、その逆を意識したらよいのですから。

 

親しみを感じさせないような文章というのは、他人行儀で読み手が「この文章は自分に書かたものではないな」とか「自分には関係ない」と思われる書き方をしています。

多い間違いは、話し言葉と書き言葉の違いでも触れましたが、読者への呼びかけが「みなさん」となっていることです。

 

私は、政治家の国民のみなさん、というのは嫌いです。
そこに私個人にあてたメッセージを性を感じないからです。

ただ、これはスピーチで大勢に話で呼びかける時には、さほどの違和感は感じません。

 

しかし、書く時には皆さんでは、読み手は自分にだけ書かれたものとは思わないのです。

当然「あなた」と呼びかける必要があります。

もしくは、日本語ではあえて主語を明らかにしないでもいいので、みなさんを取るだけでも、個人に向けて書いた感じはでます。

 

イメージとしては、あなたの家族や友人、彼氏・彼女にあてて「私信」を書いている感じで文章を書きます。
ただし、実際には私信ではなくて、不特定多数が読み手なわけです。

面白いもので、たとえば自分では、彼女一人に向けて書いたつもりでも、読み手が「自分のために書いてくれた」と思うのです。

 

あなた、に向けて書くこと。

これを実行するだけでも、あなたの文章は見違えるようになります。

 

そして、親しい人への私信なら、自分をことさらに良く見せようとか、隠すことは極端に減ります。
ありのままに思ったことを書くでしょうし、失敗などの自分の無能さもさらけ出すでしょう。

いわゆる自己開示ということです。
自分自身をありのままに。

 

そう書けるのは、よほど親しい友人や家族でしょう。まあ、彼氏彼女ですと、親しさの度合いによってはカッコウをつけた文章になるかもしれませんね。

私はスピーチ指導をすることもあります。
そこでは、一対一で語りかけるようにしましょう。演説は厳禁と教えます。

 

演説というのは、大勢に対していっぺんに話すものです。
社長の就任演説とか大統領の所信表明などの類のスピーチです。

この注意は書き言葉ではなおさら顕著でしょう。

 

「本日はかくもにぎにぎしくご参集たまわり、恭悦至極でございます」などというのは、あくまでも書いた文章だから成立します。
堅い文章であり、そのまま口に出すものではありません。

ソフトに読みやすく書く、共感してもらうにはこのような他人行儀な文章にしてなりません。
また私信のつもりだからと、儀礼的な表現をいれますと、いけないのです。
感動とは遠くなりますので。

 

たとえば、自分の正直な感想をせっかく書いても「今日この頃です」などという形でしめてしまう。

わかりやすくいいますと、手紙から拝啓・敬具などの形式をとって。今日この頃ですとか、決まりきった時候の挨拶などを省略して書くのです。

 

あなた、一人に向けて。SNSで書くようにとしても良いのでしょうが、書く目的が違います。
宣伝や勧誘、自慢話などは読み手が迷惑します。

ましてや、目的が読み手を感動させることにあるのです。
やはり、イメージとしては手紙を親しい人に書くつもりで、儀礼的な部分を削除するつもりで書くのが、イメージ的にはピタリと合います。
しっくりくるのです。

 

このメルマガも、そのように書いています。
決して不特定多数の読み手の「みなさん」「みんな」「メルマガ読者のみなさん」には書いていないのです。

あなた個人に書いています。



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